例) 塩化ナトリウムNaCl(Na+とCl−)水溶液と硝酸銀AgNO3(Ag+とNO3−)水溶液
硝酸銀AgClの白色沈殿が生成する。⇒ Cl−とAg+の検出になる
炭酸ナトリウムNa2CO3(Na+2つとCO32−)水溶液と水酸化カルシウムCa(OH)2(Ca2+とOH−2つ)水溶液
炭酸カルシウムCaCO3白色沈殿が生成する⇒ CO32−とCa2+の検出になる
気体発生反応
物質に試薬を加えたり,加熱,燃焼させたりして気体を発生させる。発生した気体が何かを調べ,どんな元素が含まれているか判断する。
例)CO2が発生 ⇒ その物質には,〔 C 〕が含まれている
CO2は「〔 石灰水 〕を白濁させる」で検出できる。
O(酸素)は空気中の酸素の可能性があるので,物質に含まれているとは言い切れない。
例題 次の結果から検出できる元素は何か。元素記号で答えよ。
(1) プールの水をとり,硝酸銀水溶液を加えたら,その溶液は白濁した。
(2) ある水溶液を白金線につけ炎の中に入れたら,炎が青緑色になった。
(3) ある物質を燃焼したところ,石灰水を白濁させる気体が発生した。
(1) Cl (2) Cu (3) C
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